【凡例】
一、「『夜半亭蕪村句集』発句対応一覧表」(以下、本データと称する)は、『夜半亭
蕪村句集』(新天理図書館善本叢書36巻『蕪村集二』八木書店、2020年)を底本と
し、一句ごとに次に挙げる項目についての調査結果を示す。
一、本データにおける調査項目名とその内容とは以下の通りである。
「通し番号」=句集全体の収載順発句番号。
「春(夏・秋・冬)部番号」=四季部それぞれにおける収載順発句番号。
「句頭書入れ」=文字による句頭の書入れ。
「句頭符号」=句頭に付された符号。
「発句」=底本における発句の最終的句形(修正後句形)を示す。
なお、かな・漢字は原則として現行字体を用いている。
「前書・後注」=底本における発句の「前書」と「後注」とを示す。適宜、文中に
読点を補っている。また、漢文部分の返り点、送り仮名は省いている。
「全集」=『蕪村全集 第1巻発句』(講談社、1992年)における発句番号を示す。
該当句 がない場合は「※」を付す。
*句会稿 底本として講談社版『蕪村全集 第3巻句集・句稿・句会稿』を使用し、
各句会稿に収録されている場合は「〇」を付けて示す。
①「夏」=句会稿「夏より」との対応。
②「高」=句会稿「高徳院発句会」との対応。
③「月」=句会稿「月並発句帖」との対応。
④「耳」=句会稿「耳たむし」との対応。
*句集 底本として講談社版『蕪村全集 第3巻句集・句稿・句会稿』を使用し、
各句集に収録されている場合は収録されている句集の発句番号を示す。
①「落日庵」=『落日庵句集』との対応。
②「夜半叟」=『夜半叟句集』との対応。
③「自筆」=『蕪村自筆句帳』との対応。
④「句集」=『蕪村句集』との対応。
⑤「遺稿」=『蕪村遺稿』との対応。
「付記」=発句の修正情報、振り仮名情報等、注記すべき事項を示す。
一、本データは『夜半亭蕪村句集』収載の発句が他の句会稿、句集類とどのような対応
関係にあるのかを明らかにすることを第一の目的として作成した。そのため、発句
修正箇所や墨色等の細かな情報は取り上げていない。また原本に見られる発句抹消
の情報も取り上げていない。それらについては直接底本によって確認されるようお
願いする。